2022日本ツリークライミング®チャンピオンシップで H-TEAM 矢澤貴司選手が優勝

JTCCは、造園・林業などの業務において、重機作業車が進入できない場所など、特殊条件下の高所での樹上作業において、ワークス技術者の安全確保と技術普及を目的に、ロープによる木登り技術を競う日本選手権です。JTCCは世界大会である2022ツリークライミングチャンピオンシップ（以下、ITCC）出場選手の選抜大会にも位置付けられており、予選ではスローライン、ワーククライム、エアリアルレスキューの3種目の総合得点により、上位5名、女性1名が決勝に出場します。決勝では世界大会と同じルールで採点されるマスターズチャレンジが競われ、1位の選手のみが世界大会の出場権利を獲得できます。

参加者は造園、建設、林業、樹木医など多岐にわたり、募集定員15名に加え、レディースクラス2名の計17名が参加しました。富山市蓮町の馬場記念公園で、20メートルを超える園内のユリノキを使って競技が行われ、選手は墜落を制止する器具を装着し、木に登って枝の間を移動しながら制限時間の中でノコギリやハサミを安全な姿勢で扱う課題に挑みました。結果は、アンバサダーとして今年ハスクバーナH-TEAMに加わった長野県の矢澤貴司選手（有限会社矢守産業）が優勝、松岡秀治選手（ツリーライフサポート株式会社）が僅差で2位入賞を果たしました。女性クラスは星野絵美選手が優勝しました。矢澤選手は、ハスクバーナアンバサダーとして、2022年9月9日（土）～11日（火）にかけてデンマークで開催される、ITCCへ出場します。

引き続き応援をお願い致します。