樹木の剪定方法

"剪定することで、枝の成長を促し、樹形を整えることができるからです。また、剪定によって樹木が浴びる光が多くなるので、実や花の成長を促すことにもなります。剪定して樹木を球状にすることさえできます。

剪定する際には、美しさ、形状、強さ、実など、自分が何を望んでいるのかを考慮したうえで、どの枝を取り払うべきか決めることをおすすめします。"

一般的には、冬の終わりから春のはじめにかけての休眠期に剪定します。この時期は、虫や病気への感染を最小限に抑えられ、樹木が新しく成長する前に十分な回復の時間を得ることができるからです。また、枯れたり、折れたり、病気にかかったりした枝は、すぐに切り落としましょう。

剪定の作業によっては、剪定バサミ、刈込バサミ、剪定ノコギリがあれば十分です。大規模な作業になると、ポールソーなどの電動工具が必要な場合もあります。

"屋外用の作業機械電動工具を使用すると危険を伴う場合があります。万一の事故が起こったときに事故を極力軽減できるように、適切な安全装備を身につけてください。ハスクバーナでは、イヤマフ付きのヘルメット、バイザー、保護メガネ、保護パンツまたはチェンソーチャップス、上半身を適切に覆う林業用ジャケット、防護ズボン、滑り止め付きのブーツ、防護手袋の着用を推奨しています。ハスクバーナ製工具に適した安全装備に関する詳細なアドバイスについては、防護服と装備に関するサイトをご覧ください。

木の近くに電線がある場合は、非常に危険なので作業を行わないでください。代わりに専門家に依頼してください。

チェンソーをはしごの上では使わないでください。チェンソーは腰の高さかそれ以下の高さで使用してください。それ以上の高さの作業では、はしごや刈込バサミを使うか、ポールソーを使用してください。必ず安全メガネと防護手袋を着用してください。大きな枝を切る場合は、必ずヘルメットを着用してください。"

"まず、離れたところから木を観察して、最終的な目標を決めます。たとえば、上の方の枝を取り除き、枝が外側に伸びるようにして（日陰を作ったり、果樹の場合、実りやすくしたりするため）、樹木の形成を助けるように剪定します。毎年、少なくともその1年間に伸びた枝を切ることを検討して、木の形を保ち、木の生命力を温存するようにしましょう。

また、枝が密集しているところや雑然としているところを間引く剪定もできます。このような剪定の場合は、樹木から遠いところから始めて、徐々に内側に進んでいくと効果的です。

傷んでいる兆候のある枝を探します。また、下を向いている枝や、他の枝に刺さっている枝も探してみます。2本の枝が股を形成している場合は、片方の枝を切り落として、互いに栄養を奪い合わないようにします。"

"3つの手順でカットします。

1回目の切り口は枝の下に、2回目の切り口は幹からさらに外に向けるようにして圧迫感を和らげます。そして3番目の切り口は、枝の端を残しながらすっきりとした形に仕上げます。この点は重要です。これ以上幹に近いところを切ると傷口が大きくなり、傷口の回復にかかる時間が長くなるからです。また、このように剪定すると、回復を遅らせる原因となる枝の剥離も防ぐことができます。

一般的に、この年の新芽を切り戻すときには、45度の角度で切るようにします。"

"20%を超えないことを目安にして、必要な分だけ切るのがベストです。枝をたくさん切りすぎると、樹木に負担がかかるからです。大かがりに剪定する場合は、2年以上かけて行うようにします。逆に、過去1年間に伸びた枝を取り除く程度であれば、まったく問題ありません。

剪定すると、木くずがたくさん出るので、環境に適合したゴミ箱がない場合は、ゴミ処理場（マルチング材に処理するところ）へ移動する計画をあらかじめ立てておくとよいでしょう。"

"ハスクバーナのバッテリー式ポールソーは、エンジン式ツールに匹敵するパワーを持ちながらも騒音や煙、振動が少ないのが特長です。

バッテリー式ポールソー120iTK4は伸縮式で、ポールソー本体とヘッジアタッチメントを組み合わせることができるので、特に汎用的に使用できます。"