製品とイノベーション
Husqvarna 550 XP® Mark II と Husqvarna 545 Mark II – 鋸断性能
当社テストにおいて、Husqvarna 550 XP® Mark II が、Stihl MS 261 C-M よりも高い鋸断性能を持つことが示されました。
- 時間およびエンジンスピードを、電子機器により 1 秒 10 回計測しました。
- 計測は、チェンソーが第 1 ポイントを通ったときに自動的に開始され、第 2 ポイントを通ったときに停止します。
- 2 つ目の木材についてのみ計測が行われるよう、ポイントを 3 つ設けました。
最高クラスの鋸断性能
2018 年、ハスクバーナは新しい 550 XP® Mark II プロ向けチェンソーと Stihl 社製 MS 261 C-M を比較する広範なテストを実施しました。このテストは制御された環境で実施され、確定的な結果が得られました。
鋸断性能とは?
鋸断性能は、チェンソーの主な用途である木材の鋸断作業をいかに速く行えるかを示したものです。
テスト結果は、作業者が行える作業量に直接関係します。鋸断性能が高いほど、作業効率が高くなります。つまり、短時間でより多くの作業を行うことができるため、請負業者または会社の利益率が高くなります。
鋸断性能の測定方法は?
鋸断性能を測定するには、通常、単位時間あたりの横切り面積を cm²/s で計測するか、または丸太 1 本を切断するのにかかる秒数を計測します。最高スピードで木材を切断し終えるまでにかかった時間を計り、異なるモデルの計測値を比較します。
今回のテストの特別な点は?
最大限の精度を追求し、当テストは、新しいチェンソーと新品のカッティング装置を使用し、機械装置の中で実施されました。2 台のソーそれぞれで、樹皮のない一辺 20 cm の立方体の木材 3 つを切断しました。
測定は、最大定格速度(r/min)で実施しました。チェンソーはフルスロットルで運転しました。鋸断の r/min は、木材を切り進めるのに必要な力に応じて調整されるため、その力が強いほど r/min は低くなります。
テストでは、3 つの木材を積み重ね、真ん中の木材における鋸断速度を測定しました。このテストは、2 つ目の木材で適正なスピードに到達するように最適化されています。チェンソーの各モデルで 3 回の鋸断を実施し、モデルによる鋸断性能の違いを算出しました。
使用したカッティング装置は?
Husqvarna 550 XP® Mark II と 545 Mark II には 15 インチ Husqvarna X-Force ピクセルガイドバーと Husqvarna X-cut SP33G チェンを装備しました。Stihl MS 261 C-M には、15 インチ Stihl Rollomatic-e ガイドバーおよび Stihl RM3 チェンを装備しました。
結果
すべてのテストにおいて、Husqvarna 550 XP® Mark II が Stihl MS 261 C-M よりも短時間で木材を切断し、鋸断性能がより高いという結果になりました。
* この内容は、ハスクバーナが制御環境下でテストされた 550 XP® Mark II モデルに関するものです
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