チェンソーの安全な使い方と使用上の注意点
チェンソーを扱う前には装備をよく確認し、保護具の装着が必須となります。作業中に思わぬ事故に遭わないように注意が必要です。
チェンソーは人力では難しい対象物の切断や枝払い作業が快適にできる一方、取り扱いには十分な注意が必要です。
ここでは、チェンソーの安全な使い方と使用上の注意点について紹介します。
チェンソーの安全な使い方
チェンソーを使う際の準備と使い方について解説してください。
装備を確認する
チェンソーは刃がむき出しになっており、扱いによってはキックバック現象などが起きて思わぬ事故につながる可能性があります。 そのため、以下の保護具を事前に装備し、安全に作業が行えるようにしましょう。
- ヘルメット(チェンソー作業用)
- ゴーグル(保護メガネまたはシールド)
- イヤマフ(耳栓)
- 防塵マスク
- ジャケット
- 防護ズボン(チャップス)
- 安全ブーツ(安全靴)
まず、頭部から顔を守るためのヘルメットとゴーグルは必須です。大きな音を立てるため、イヤマフも着用しましょう。作業環境によっては防塵マスクもあると良いでしょう。
防護パンツは、万が一刃が下肢部に飛んできたときでも身を守る為に身につけるものです。慣れていてもキックバックなどが起きるとケガをしてしまうので、必ず身につけるようにしてください。
チェンソーの取り扱いを確認する
使用前に取り扱い説明書等を確認しスパイク・ガイドバー・ソーチェンを正しく取りつけましょう。エンジンが停止している事、スイッチがオフになっていることを必ず確認して、安全に注意をして取りつけ作業を行ってください。
チェンソーマニュアルや公式YouTubeを確認してもらいより安全に作業してください。
チェンソーを使う際の注意点
チェンソーを使う際の注意点についてみていきましょう。
手を触れてはいけない場所に注意
エンジン部・マフラー・マフラーカバー・シリンダー・排気口など高温になる場所やチェンに手を触れないようにしましょう。ヤケドやケガに繋がるおそれがあります。また、移動や始動時にチェンブレーキを適切に使用しましょう。
作業中の事故に注意
硬いものを切ると、切削片が飛び散るため目に入ったり吸い込んだりしないように注意してください。マスク・ゴーグルの着用は必須です。
また、「キックバック」にも注意しなければなりません。バーチェンの直線上に体を位置取らないようにして、作業中の向きや角度にも細心の注意を払ってください。
安全に配慮して作業を行う
チェンソーは、十分な装備と使い方の確認を留意して初めて安全に扱うことができます。安全に配慮したうえで作業を行いましょう。
こちらの動画もご覧ください。☛ https://youtu.be/CH0xdG6K3Ss