チェンソーの大きさを表す方法とは?
チェンソーの大きさは、本体部分の全長とガイドバーの長さ、それらを合わせた長さの3種類があり、海外と日本のメーカーでは計測にわずかな差がつくこともあるため、事前によく確認する必要があります。
チェンソーは初心者用からプロ向けまで、用途に合わせてさまざまな形や大きさが揃っています。
ここでは、チェンソーの大きさがどのような違いによって決まるのかについて説明し、「有効切断長さ」についても紹介します。
チェンソーの大きさの違いはどこに出る?
チェンソーの大きさの違いはどのような部分に現れるのか、詳しくみていきましょう。
チェンソーの長さ
チェンソーの性能や作業効率を決める要素のひとつに、本体の長さが挙げられます。
チェンソーの全長は本体の長さと「有効切断長さ」を足し合わせた長さを表すため、それぞれの長さを正しく知っておくことが大切です。
チェンソーの長さには以下の3種類が挙げられます。
- 本体の全長(スパイク長)
- ガイドバーの長さ(有効切断長)
- すべてを足し合わせた長さ
チェンソーを製造・販売しているメーカーでは本体部分の長さを表記していますが、ホームセンターや一部の工具メーカーでは本体の全長にガイドバー(刃渡り部分)を足した数字を全長として表していることがあります。
有効切断長さとは何か
ここからは、チェンソー特有の「有効切断長さ」についてみていきましょう。
有効切断長さとは
チェンソーは鎖の形をした刃を、ガイドバーと呼ばれる板に取り付けて使います。このガイドバーの長さはさまざまで、10インチ程度から20インチ(60インチ)以上のものまで、用途に応じて長さが変わります。
有効切断長さは、チェンソー本体の前部からガイドバーの先端にかかるカッターの先端までの長さ。ガイドバーの先端を指すものではないことに注意が必要です。
長さの基準が異なる場合も
メーカーによって、有効切断長さの測り方が変わることにも注意が必要です。海外メーカーは厳密に測ることはせず、ざっくりとした表記になっている場合も。
そのため、確実な長さを知り合い場合はメーカーに問い合わせるか、製品本体を店頭で見ながら正確なサイズを測ってもらう必要があります。
各部位の名称や長さを把握しよう
チェンソーは「本体」「ガイドバー」「ソーチェン」など単体での長さと、それぞれを組み合わせたときの長さを測って最適な製品を購入することになります。
メーカーのサイトなどを見て長さを知るだけではなく、有効切断長さとその基準も合わせてチェックしてください。